本日は節分でございます。
節分は読んで字のごとく「季節を分ける」日です。
ということは立春・立夏・立秋・立冬すべての日に節分というものが存在するのではないかと思っておりましたら、江戸時代以前は四季全ての季節の変わり目は節分と呼ばれていたみたいですね。
季節の変わり目には邪気(鬼)が生じると言われており、一般的には豆を撒いたり柊鰯を飾ったりして邪気払いをします。最近では近畿地方の一部の習慣であった恵方巻というものが何故か全国的になりましたね。バレンタインやハロウィンのようにコンビニなどの戦略にまんまと乗っかってしまってますね(笑)。
ところで皆様、もう豆は撒かれましたでしょうか?
私が子供のころは節分と言えば鬼に扮した大人に子供が全力で豆をぶつけるイベントでした。最近では「掃除が大変」「目や耳に豆が入ったら危ない」ということで各家庭や幼稚園・保育園では袋に入った豆やお菓子を軽く撒くという感じに変わってきました。
ドラキュラに十字架を見せつけるように、鬼に扮した大人に追い回されて追い詰められたところで伝家の宝刀「豆」を全力で鬼にぶつける。鬼が逃げて行ってホッとする子供ながらスリリングな豆撒きは今の主流ではないみたいですね。
まあ手加減を知らない子供に全力で豆をぶつけられていた当時の鬼役の方々は本当にご苦労様でした(笑)。